採用動画の費用対効果を数値で検証
- ビズメディア合同会社採用チーム

- 3月23日
- 読了時間: 3分
ROIモデルで考える“回収できる動画投資”
「採用動画は本当に回収できるのか?」
採用担当者にとって最大の関心はここです。
感覚論ではなく、数値モデルで整理してみましょう。
前提:採用は“歩留まり構造”
採用は以下の流れで構成されています。
ページ閲覧
エントリー
面接
内定
承諾
定着
それぞれに歩留まりがあります。
例として、ある企業の新卒採用モデルを仮定します。
採用ページ訪問:10,000人
エントリー率:5% → 500人
面接通過率:30% → 150人
内定承諾率:50% → 75人
採用目標:50人
この構造のどこを改善するかで、動画のROIは変わります。
ケース① 応募率改善モデル
仮に動画導入によって、エントリー率が5%→6.5%に改善したとします。
訪問10,000人
エントリー6.5% → 650人
150人増加です。
その後の歩留まりが同じなら、最終採用人数も増加します。
この場合、広告出稿費を増やさずに母集団が拡大するため、
実質的な採用単価は下がります。
もし1名あたり採用単価が80万円の場合、
10名多く採用できれば800万円相当のインパクトです。
動画制作費が150万円でも、十分回収可能です。
ケース② 内定承諾率改善モデル
次に承諾率改善を想定します。
内定者150人
承諾率50% → 75人
これが動画導入後に60%になった場合、
150人 × 60% = 90人
15人増加です。
15人分の追加広告や人材紹介費を抑制できると考えれば、
金額換算で数百万円規模の効果になります。
承諾率はわずか10%改善でも、最終成果に大きく影響します。
ケース③ 早期離職率改善モデル
採用動画の見落とされがちな効果が「定着率」です。
仮に入社1年以内離職率が20%の場合、
50人採用 → 10人離職。
1人あたり再採用コストが100万円なら、
再採用費用は1,000万円。
動画によってミスマッチが減り、
離職率が20%→15%に下がれば、
離職者は7.5人(約8人)。
2人分の再採用コスト削減=200万円効果です。
動画は“応募を増やす施策”だけでなく、
離職コスト削減施策でもあるという視点が重要です。
ROI簡易計算式
社内説明用に使える簡易式は以下です。
(改善人数 × 1人あたり採用コスト) − 制作費 = 投資効果
例:
改善人数:5人
採用コスト:100万円
制作費:200万円
→(5 × 100万)− 200万 = 300万円プラス
この考え方を持つだけで、動画は“経費”ではなく“投資”になります。
重要:動画単体で考えない
費用対効果を最大化するためには、
採用サイト改善
広告導線設計
SNS活用
説明会設計
と組み合わせることが前提です。
動画は単独施策ではなく、
採用ファネルの加速装置です。
ビズメディア合同会社のROI設計アプローチ
ビズメディア合同会社では、制作前に数値モデルを整理します。
■ 現状歩留まりの可視化
応募率・承諾率・離職率を数値化。
■ 改善余地の算出
どのフェーズを改善すれば最もインパクトが大きいか分析。
■ フェーズ別動画設計
応募向上型/承諾向上型/定着重視型など目的別設計。
■ 運用後の数値検証
視聴データと採用KPIを連動して分析。
制作会社でありながら、
採用数値から逆算する設計型アプローチが強みです。
結論
採用動画は「高いか安いか」ではなく、
どの指標を
何%改善できれば
いくらのインパクトが出るか
で判断すべきです。
採用単価が上昇する時代において、
数値改善型の動画活用は合理的な選択肢です。
感覚ではなく、モデルで考える。
それが、回収できる採用動画の作り方です。





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